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ほっつき横丁.com/キャンプ編

犀川

犀川へ出た  目の前に翌日の花火大会の準備をする花火師たちが筒立てしている 
川幅も風景も広く 冷えた体が暖かな太陽の下で心地よい 
「ここからはしばらく瀞場(とろば)が続きますのでゲームをしたいと思います」 
いろいろな言葉遊びをした 10分?15分?過ぎたのか分からないが あっという間 
負けた人は罰ゲームで 片足を上げて後頭部を川につけるのだが 
一番最後のゲームで自分が負けてしまい 罰ゲーム 
思い切り過ぎたのか 胸まで浸かり顔は水没 ちょっとゴクリと飲んでしまった・・・ ははっ 
この犀川にまつわる物語があり ある有名なマンガに出てくるんだとか 
それは「まんが日本昔ばなし」 誰もが知っていると思う 
オープニングの曲「坊や〜よい子だねん寝しなっ い〜まも昔も変わりなく〜」と歌った動画  
龍に乗った子供が空高く上ってゆくシーンだ   「犀龍小太郎物語」 
後で調べたら小泉小太郎物語という名で電子紙芝居を見つけた 
TVで観たものに関係したとあり ちょっと得した気分になる 
おっ 橋のたもとにチョイと波立った所が見えた 
クマさんの一言でオール調節   さすがだっ 波立った上を通過っ 
大したことはなかったが こんなポイントは無かったのでみんなの歓声が上がった
昨日の増水日には少ししかなかったという中州が大きく姿を現わした  
流れが速いのに上陸出来るのか心配したが やはりプロである 問題なし 
足場が悪かったので先に降りてボートを押さえて上陸のお手伝い 
「あれっ? 水中メガネが流れていった様な・・・」っと  
ふと流れを見ると自分が持っていたカラーと同色だっ    あっ やっちまった・・・ 
みんなが「大丈夫ですか?」と心配そうだが  内心「100円だったので・・・」っとも言えず・・・ 
それよっか 犀龍小太郎の川にゴミを増やしたことに負い目を感じた 
手のひら程度の丸みを帯びた石が沢山ある中州で
上からも下からも体を暖める事が出来た   
ボートに座ろうとしたら 「熱っ」 黒いのであっという間に熱を帯びパンパン  
クマさんに教えられたエアの調節弁で プシュっとな  
おやつタイムだっ   ももを犀川で洗うお手伝い  
いっぺんに持とうとするから何回落としたことか うちの人達は・・・  
『いただきま〜すっ』   ポカリスエットを飲み干し ももに喰らいついたら歯応えがあった 

「硬いももが好きなので・・・」っとクマさん 『オレもです』っとオレ
他の人はそうじゃなかったのかノーコメント  硬いから何度落としても大丈夫なはずだよっ 
「とうもろこしもありますよ」っと全て間食  野外で食べるとホント美味しいですね  
最後の船出だっ   
乗ってすぐ「ちょっと前漕ぎ〜」っの指示    目の前に白く波立つブッシュが現れた 
さっきよっか大きいなっ  たぶんみんながニンマリしていたと思う 
みんなどんな顔をしてるか見る余裕もなく見入ってしまった 
近くに寄るとたくさんの細かい間隔の波は高さ30cm以上はあっただろうか 
あれこれ考えるまもなく突入っ  波しぶきと共に上下左右に体が暴れた  
ボートが少々斜めだった為か迫力に欠けたが みんな「イエ〜イっ」と歓声にあふれた 
クマさんが頭をひねり納得いかない様子 「昨日は水量が多く もっと凄かったんだけどな」

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