ハッチ
長野市善光寺から長野自動車道を挟み隣町の須坂市動物園まで車で15分
志村どうぶつ園で取り上げられて一躍脚光を浴びたカンガルーのハッチがいる
管理事務所は幼稚園の入り口の様で 市営というよりは町営の佇まいだ
しかも今どき入園料が大人220円 小・中学生が70円の激安だった
小動物だけでメインがカンガルーのハッチなんてところかな? と思いながら入場
案の定 オオム 孔雀 カモシカ ハクビシン 鷹など1匹位ずつ小さ目な檻にいた
間口も通りも狭く山の側面沿いに点在している動物たち
間もなくカンガルーの檻が見えてきた 日陰で寝そべっている2頭のカンガルー
どっちがハッチなのか分かりもしない
テレビで見たサンドバッグは日向にあるし見向きもしない
それもそうだろう さっき到着した時ににチェックした車外気温は40℃だった・・・
それよりも 周りをキョロキョロ気にしている不審な60才後半位のおじいさんが気になる
ずっと一定の距離を保ちながらついてきている
何やら三脚を取り出し古めの8ミリビデオカメラを取り付けた
孫にでも見せる為にハッチを撮りに来たのだろうか?
いや違う 以前撮影したハッチの動画を来場者にすすんで見せている
折角来てぐったりの動物を見ても詰まらないから いいおじいさんに見えてきた
遠目から見せて頂くと サンドバッグをキックしている元気なハッチが映っていた
テレビで見た事のある映像と同じなので
これを見に来たんだよ と言わんばかりにみんな喜んでいたが
おじいさんが違うテープを取り出し また別の映像を見せ始めた
その大きな荷物には日付が違う沢山の8ミリビデオテープが入っていて
ほとんどハッチを撮影したものと思われる
単にマニア? 園内の職員にはとうてい見えはしない
さすがに人は掃けていった・・・
先に進むと休憩場のある広めのエリアに出た
真ん中にはペンギンが気持ち良さげに泳いでいるが
蒸発する水分と一緒に動物臭が漂いキツイ ただちに撤収〜
ここまで見て気付いたのだが トラやライオンなど大御所の動物もいた
鳥のエリアではフラミンゴもいればチャボもいる
小動物だけのふれあい公園とは違い
小さい子にも親しめる様に ニックネームの付いた動物の説明書きもあり
手作り感のあるスゴイ動物園だった
いらぬ心配だが この入場料金でどうやって保たれているのか 須坂市スゲー
同市内の看板屋さんが寄贈した 猫バスとトトロ もっとスゲー
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