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ほっつき横丁.com/キャンプ編

江戸情緒

高ソメキャンプ場から野麦峠方面へ そして木曽方面へ県道26号線を南下する
あ〜っ ここがウッディ・もっく アルカリ単純泉の渋沢温泉だ
境峠辺りは別荘地になっていて ずーっと山間道  
途中丸太材木の山積みが目に付く 木曽といえばヒノキ そうなのだろうか? 
国道19号線中山道に出た 左折をして新鳥居トンネルを抜けて間もなく
奈良井宿の看板が見えてきた 
そう東海道 江戸〜京の丁度中間に位置する宿場となる奈良井宿 
長野県には妻籠宿や馬籠宿など有名なところもあったのだが 
なぜここを選んだのかというと 『近かったから・・・』 でも45分かかった 
信号機のある権兵衛橋を渡り 
線路を渡らず右折し線路沿いに駅側の空き地(駐車場)へ車を置いた  
管理の人がおらず無料なのだろうか? 500円と記憶してきたのだが ラッキー!! 
車の表示では外気温度が33度・・・   キャンプ地の木陰と比べると空気が重い 
線路下のアンダーパスをくぐり抜け 左折するとすぐ雰囲気のある佇まいの通りになる  
ここに来る事を決めたのも 木を表した作り 土壁 格子窓 土間のある生活観が 
とても好きだったからである 
お隣さんとの隙間がとても絵になる小路を発見 
みけねこが通り抜けるのを想像出来る そんなどこかのCMで見たかの様な感じだった

すべて生活しているこの通りの各家には表札がある 
というよりは屋号の様だ  
初めは気にも留めなかったのだが そこの家の商売で気付いた 
看板よりも先に屋号を見て 何屋さんなのかを当てながら歩くのも面白い
やぐらの付いた水場があった 
これは私のと言わんばかりに ビニール袋に入った飲み物や野菜が冷やされていた 
こういう場には決まって柄杓が用意されている
先客はしっかりと口をつけて満足気に笑顔で飲み干した 
それは違うだろう・・・   作法なのかエチケットなのか分からないが 
柄杓で汲んだ水は先に手を洗い その後に器型にした手のひらに 
柄杓から水を注ぎ流れ落ちるのをいただくのではないだろうか? 
とても使えず 両手で豪快に飲んだっ    硬質の冷たくて美味しい水でした

おみやげ屋さんは木曽漆器やサワラでワッパの加工商品が多く見られ
興味はあるものの購買欲には駆り立てられず 見て楽しんだ
かみさんと子供達が何かを発見し テンションがあがっている
スイーツの置いてあるカフェだった 
また外から見えるようにショーケースがセットされているから困ったもんだ・・・ 
俺的には建物の作りに見とれて同じ位置から動かないでいた 
2階が少しせり出た出梁作り 庇に存在感のある猿頭 カッコイイっ!! 
酒屋さんには大戸くぐり戸 2階の両脇には目隠しの様な袖うだつというのが付いている

長野といえばおやきやそば 木曽といえば五平餅 目を引くものが沢山あるが
朝飯の量が多かったせいで 12:30過ぎても腹が空かない 
だけどこの町並みは何処まで続くのやら 暑さとふくらはぎの張りで日陰で一休み 

心地よい風が通り過ぎ のれんがなびくこの風景がもったいない 
道路がアスファルトではなく 水はけの良い硬い土道だったらどんだけいいか 
まぁ〜 観光地なのでしょうがないんでしょうけど・・・

懐かしいニッキ水   この暑い日においしそうに見えるけど苦手です
上町までたどり着いたが この先は大して見どころがなさそう
全長2km以上はあるんだそうだ 中町でのんびりし過ぎ
下町のカフェまで一気に戻るぞっ 
っていうか・・・   蛇の目のおじさんが買ってくれビーム出してるんですけど

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