残雪の八甲田山ハイクと五湯めぐり/思わぬ念願
沢の音が聞こえだした
谷下に一部だけ雪が溶けて流れが見えている
山上を見上げると谷がどこまでも続いていた
トレースと竹竿が沢を横断して向こう側のルート取りになっている
これは楽しそうだ
急な登りなのでトレッキングポールを出す
スノーバスケットを取り付けての使用も初めての試みだ
ただし昔のTグリップなのでIグリップ搭載のポールが最近は欲しいアイテム
人の足跡に合わせるか つま先立てて小幅で登るけど
クランポンを出すまでじゃなさそう
せっかく買い揃えた道具だから使ってみたい気持ちはヤマヤマだけど
今は少しでも前に進みたい
雪の照り返しでフラフラする上さんに光遍グラスを貸した
先が見えるようで見えない登りに シンドさが顔に出ている
休憩の図
下山の登山者が壁に登り何かを伺っている
真似して登ってみたら 景色が良かった
休憩の図
途中 崖の上に物影が見えたので熊か? と思ったら
バックパックよりも大きなソリを背負った登山者でした
なんであんな所を歩いてんだろ? と思ってGPS開いたら
あっちが登山道だったみたい笑
トレース通りに来たんだけど 冬場だけしか通れないコースってのもあるから
これが そうなのかも知れないな
トレースが見えるから竹竿は要らないと思っていたけれど
さっそく沢渡りの安全ルートを教えてもらって助かっている
基本は無積雪期を知ってから来るべきなのだろうけどね
もう少し先に岩場が見えます
あそこで昼飯にしたらあと下山しよう と言うとホッとした様子の上さん
今回は温泉旅も含めてだったからだけど
一緒に行く山はもう少し選ばないといけない
岩場は二股の沢が合流する地点で音だけが聞こえる
結構な風の通り道なので風を遮った場所を休憩場に選びたい
取り敢えず沢音の高い所を通り越してから
沢下と思われる所を慎重に歩き岩場に登った
間も無く12時 GPSを見ると あと1時間くらいで仙人岱ヒュッテ
せめて広大な景色を見て帰りたかったが 今日は時間に限りがある
2.5倍のペース配分で登ったから仕方がない
標高1183M 酸ヶ湯公共駐車場900Mから1時間半かけて登ったお気楽ハイク
意外にも念願の雪渓登りみたいな事が出来たから 満足している
地図で見ると沢の印はなかった この沢に出たよりもずっと下からの記載だ
無雪期は枯れ沢になって 記載通りの場所から湧いているのだろう
ここで折り返します
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