ランプの宿 青荷温泉 目覚めの健六の湯
明るい障子に目を覚ました朝
目を閉じていると川の流れと鳥たちの挨拶が聞こえる
この轟音 よく眠れたものだ
早い時間に布団に横になり寝落ちしてしまった結果の早起き
朝湯はお気に入りの健六の湯に浸かる事にします
床板がきしまないように 薄暗い廊下を明かりの見える玄関まですり足で歩く
4時15分なのにもう外はすっかり明るい
先客と入れ替わりで貸切り状態の風呂
眼に映る湯処と景色は 陽が差す日中とはまた違った陰りの雰囲気
木の質感と柔らかな湯に抱かれた
眼を閉じるには勿体ない風情
湯口に近づきちょろちょろと落ちる音を聴きながら
波紋で揺らぎきらめく湯面を見ている
縁に座り熱りを取り また浸かる繰り返し
部屋の鍵を開けなきゃと気にする事もなく
独り占めの朝湯が 温泉旅では なくてはならない時間なのだ
上さんの朝湯は内湯でした
すっかり入り忘れてしまいましたよ
小さいですが ヒバの香りが広がる とても気持ちのいいお風呂とのこと
ちなみに男湯はこんな感じ
実は駐車場からの下り坂から丸見えなんです
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