1番じゃねぇ?
お宿へ戻り ちょうど 夕食をお願いした18:30 中居さんが呼びに来ました
3階の個室 若松は豪華風合い和室
畳に一人ひとりのテーブルイス形式です
すでに用意されているお膳を見ただけで
何か違う と期待感に目が輝きます
上座が嫌だとお袋が言い出し 仕方なく座る事に
先ずはビールを頼むと 旦那様どうぞと仲居さんが一番先に注ぎにくる
上座に座って男一人だから そうなるのか
なんか照れくさいような 新しいお遊びなのか雰囲気に浸る
食前酒を飲み 銅のヤカンみたいなのが気になるが
稚鮎が焦げちゃうので早く食べて下さいと言われ
全員でパクリと頭から稚鮎唐揚げ
気になっていたのは 旨出汁
ほんのりスダチが とても食欲を掻き立てる味わいだ
お椀は 蓋を開けてみると 鶏つくね 蕪ら安平 軸菜 黄金茸が入っていた
先附は アスパラの豆乳羹 塩蒸し海老を出し汁で頂きます
前菜は 茗荷寿し 椎茸二見揚 独活 なめみそ 山葵菜漬
みょうが寿しはゴマの葉と一緒に食べますよ
部屋浴衣に着替えてきたおふくろと上さんは 早くも帯を緩め始めた
喰う気合突入
お造りは 鮪の赤身と大トロの味わいの違いが抜群
名水百選箱島鯉のあらい 酢味噌で食べるのが苦手ですが
ちょん付け醤油で美味しく頂きます
岩魚のなめろう 手作り蒟蒻はつるりと癖がなくいい
温物は 海老と鶏肉と栗の ふかひれ餡
強肴は 上州牛すき煮
さっとレア通しで とろけるような上州牛
煮たネギが嫌いな家族の分 すべて集まりました
すでにちょうどいい腹具合から更に続きます
煮物は 多華良饅頭
かもじ牛蒡 百合根 海老 銀杏 松の実 そばの実あん
銀ダラ照焼は旨脂
なめこおろしに針柚子 甘長唐辛子
酢の物は
名水百選箱島銀ひかり（群馬の育種したニジマスらしい）
岩魚のいくらみぞれ和え グレープフルーツ 大根 玉葱 芽葱
さっぱりとした口直し
ご飯は 山椒の実以外に皮も使った香り高くちょうどいい量の山椒めし
味噌汁 お漬物
水菓子はいちごと
柚子ゼリー アセロラシャーベット
大変満足のお料理でした 今までの温泉旅館で1番じゃねぇ?
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