やっぱり鯉
食事が始まる やはり皆も畳に座ってと思っていたらしく
きれいにテーブル配膳されてた様子に好印象だ
甥っ子は大好きなおじいさんの隣を確保
姪っ子は座布団の上でお気に入りを噛み噛み中
山葡萄酒が付いたので乾杯
先付けはわらびやみず煮 酒肴に鯉の洗いとじゅんさいに鰻寿司
昔鯉の洗いは臭くて食べられなかったけど今は酢味噌なくても美味しい食べれる
山形はだいたい鯉は出るよね
子供達は山形でよく飲まれていると言うパインサイダーを飲んでいた
山形でパイナップル?なの?
黄緑色の器に入っているのは 滝川豆腐と言うらしい
かんてんの様に押し切りされていて食感もかんてんみたいだ
そんな美味しいものでもない珍味だが 売ってはおらず この辺に伝わる手作りらしい
冷えた岩魚刺しに揚げた骨が添えてある
淡泊だと思ったら意外に脂が乗っていて もっと食べたい一品だった
そしてお袋が好きな鯉の甘露煮が登場
甘く肉厚で美味しいが 昔の臭さを知らない子供達はパクパクすすんでる
陶板焼きの炎が消える 刺の入った尾花沢牛が焼き上がった 実に旨いっ
柔らかく甘い脂は当たり前だが添えられている胡麻味噌が半端じゃない
何に付けても美味しい魔法の味噌 呑みながらでもいい 温かいご飯が欲しくなったね
お袋が明後日の方角を見て味を探っている
ラードが入ってる感がするみたいだ 真似して作れんのか??
冷やし鴨そばも登場 待ってましたと言うより来ると思ってました シメ近くに欲しいもんね
伸びちゃうから早く食べた方がいいんだけど最後まで取って置きます
急にかみさんの体調が崩れた
ろくに食べてもいないのに気持ち悪く吐き気が止まらない
しょうがなく部屋で休む事となった
女中さんも心配そうで 何かお薬でも用意しましょうかと言って頂いたのですが
まぁ吐き気なので休ませる事が第一
殆ど食べてないのでお握りだけ後でお願いしますと頼みました
本当であれば温泉街通りで花笠音頭の披露があったはずなのですが
雨の為中止なんだそうです
お祝いは続く中 女将さんが挨拶に来てくれた
漬け物の差し入れを持って しかもカボチャだ
食べた事がないので皆箸が進む
カボチャと言ったら甘くホクホクだけど生だから甘い訳はなく
漬け物って食感食音も大事だよね ちょっとゴツゴツだったかな?
続けて能登屋ブランドの白ワインも頂いた
デカイ木製の柄杓に氷詰めになったボトルは
白ワイン好きの俺は黙ってる事は出来なかった
旨いっ お袋もスカスカいったので飲み口は軽め
主賓の親父は禁酒中なのでフリーで我慢なのがちと可哀想だが
殆どボトルを自分で空けて仕舞った
初代創業者が石川県能登の出身だったので
旅館の名称になった貴重な話しもして頂けました
食事もまだまだ 鮎の塩焼き 玉子豆腐 ウドの天婦羅は紅花塩で頂きます
途中かみさんが心配で部屋に行って見ると
吐き終わった後で何とか落ち着きを見せてました
ビックリしたのが既にお握りと漬け物が用意されていた事 早い対応だ
しかし催事の際のダウンは今に始まった事ではなく 増築リフォームした時のお祝いや
家族でカラオケ宴会の予定の日と これで3度目 不思議だな〜
会場に戻りかみさんの食べ残しから部屋で食べれそうな物を除き
手分けして完食を目指す
つうかこれからご飯とデザートなのに… 大変ご馳走様でした