朝まで耐える
会話もない 変化もない ただ明るくなるのをひたすら待った頃
周りに動きがあった
時間にして5:12 間もなく満潮だからだ
ちぎれ切れたエサを替えようとしたが ゴカイがもう底をついていた
がっかりした顔のヤツを見て オキアミを持ってきていた事を思い出した
『待ってろ』って言ったものの ほぼ放心状態からの300mダッシュは余りにも辛い
クーラーを開けるとほど良く解凍されたオキアミにホッとした
復路はもちろん歩き 防波堤の砂地に足を取られながらゆっくり歩く
案の定「遅い」って言われるのは知っていたが
本当に言われると じゃぁアノ距離走ってみろっつうの・・・と言うさマジで
サビキをした事がないらしく 準備説明して さぁ投下
当たらない 全く当たらない
上州屋 安物買いのくたびれ儲けが祟ったのか
撒き餌するも当たりはくる様になったが しっかり喰わない
針がデカ過ぎているからだろう
結局 撒き餌のみでスッカラカン ありえない オレ・・・
釣れず寝ずでよく耐えたよ
飽きてきたヤツはアミを持ってテトラポッドの下へ消えていった
魚影が見えたのをアミですくおうってか マジやってるし
そのうち 興奮して帰ってきたアミの中にはカニが1匹入っていた
平べったいそのカニは食えるんだか 旨そうに見えない
なんかほとんど全部名前の知らない釣果だな
70Lのクーラーボックスは無駄にデカかった
キスの爆釣はどうしたんだか・・・
満潮を過ぎてサーフでキス釣り前にエサ切れ 仕掛け切れ
近くの釣具店に行けば揃うのに
もう空腹で体力的にも限界 さっさと撤収に合意と相成った
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