長い帰路
一般道路で200kmか・・・
行きはよいよい帰りは恐い でも帰らねば
来た道を戻る 一度通るとなんとなく分かるものだ
1時間半後の17:00 関川の足湯した道の駅でトイレタイム
開いている店舗へ入ると見慣れた顔があった 辰巳琢郎だ
座敷に上がって地元のおじさんらしき人と話し込んでいる
周りの客は普通に買い物しているので 気付くのが遅かった
客じゃないオーラを放った人達がいるので観察すると やっぱりTVクルーだ
仙台放送のこれまた見慣れたアナウンサーが居るではないか
何んの企画なのか聞き耳を立てていると ワラで出来た丸い物体
猫ちぐらといい 猫の家
昔 子守に使ったつぐらと言う物をヒントに作られたという
そういえば 昨日夜に看板に ちぐらって書いてあった
ほんとに興味あるのか？
カメラが回ってない時間も辰巳琢郎は長々とおじさんと話し込んでいた
この村のギネス記録を持っている 大したもん蛇まつりってのが2日後にあるようで
その撮影らしい 俺は興味なし帰ろう
日中の荒川はやっぱりきれいだ
白糸の滝も相変わらず 細いね〜
赤芝峡の流れもエメラルドのいい色をしている
会話も少なく南陽に近づく頃 腹が痛くなってきた
すき家の大盛りが祟ったのだろう
『たぶんこの後独りになって走ってたら睡魔が襲ってきそうだから
用を足さずに我慢しながら帰るよ』
「しかしタフだよな 昨日の朝から2時間しか寝てないのに・・・」
確かにそう思う それ以上に楽しいから 興奮の覚醒物質が大量に分泌でもしてんだろう
しかしいくらなんでも 蔵王インターからは上に乗るけどね
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