ちぐらで足湯
国道113号線をひた走る
小国の町に入った 懐かしい風景が流れる
磐越道がなかった頃は 新潟に入るにはこの道路を通った
明るければ赤芝峡は必ず立ち止まるポイントなのだが残念だ
新潟の看板をくぐった
これから先はきれいな荒川沿いを走る
波のたったところを見たことのない瀞場が続く 白糸の滝もあるはずが見えない
対岸に見える鷹の巣キャンプ場も興味の1つ
夏は涼をとれそうな川沿いの避暑地かもしれない
道の駅関川が見えた ちょっと一息いれよう
湯気が立っている 足湯だ
夏なのに 今晩は涼しさを越した寒さだ 温まろう
『温けぇ〜 とりあえず寝そべって浸かりて〜』
先客がこちら同様男2人で浸かっていた1人が口を開いた
「向えの温泉施設から引いているんですけど アッチは濁っていてコッチは透明なんですよ」
目線を向けると 桂の関温泉ゆ〜む とある
時折 熱いお湯が流れてくる
湯揉み用の道具と ホースがあるのはそのためか
玉石の床も 刺激があって気持ちがいい
用を足したヤツは 誘っても足湯には入ってこない
温泉嫌いじゃないだろう? 人見知りか?