食べ残しやプルタブ
だいぶ下から登山者が登ってきたので先を急ぐ事にした
噂ではここから本当の登山道だと聞いてきたが
もうここまででも結構キツかったんですけど…
急激な登りがどこまでも続く
今まで無かったピンクのスズランの様な花やシャクナゲが目立つ様になった
高度によって咲く花も変わってくるんだね
後は一向根性で進み続ける
足場がなだらかで乾いた砂地に変わって来た そろそろ尾根だ
一辺に視界が開け気持ちイイ風と広大な山々が気分をスカッとさせた
秣岳と看板がある 緩やかで広い丘の様なこの山の感じが好きだ
50代の夫婦だろうか秣岳に向け歩き出した
人の肩くらいの木々がずっと続きその夫婦の頭だけがどこまでも見えている
ここは県境 南に見える全ては宮城県だ
南斜面なのにいくらか残雪があり涼しさを増大させる
さっきの夫婦は見えなくなりそうだ あの先は秋田県
山頂までは尾根ずたいを県境なりに歩く
宮城県側は崖なので強い風で帽子が飛ばされたら終わりだ
トレイルして来た所がすべて見渡せる場所がある
またあそこまで帰るんだよね…
昭和湖から1:40 トータル3:00で AM10:03登頂だ
駒の湯方面から登って来るルートは真新しい木で出来ていて復旧の跡が見られる
とりあえず記念撮影していると親子連れのお父さんが三角点に登った?
と子供達に話していたのを聞き その子達よりも先に三角点で万歳をして見せた
そうそう 映画 剣岳で見たアレだ
さっ 休憩だ
見晴らしは悪いが座り心地のいい枕木に腰をおろしパンとナッツを頬張る
気温30℃ 雲一つないので紫外線もかなり凄くジリジリと焼けていくのが分かる
かみさん用に腕のUVカバー買っといて正解だ
さすが最新のベースレイヤーは乾きが速い
昔持ってた保温性機能付きのは塩が吹き残ってたっけな〜
周りを見渡すとカップラーメンの食べ残しやプルタブが見受けられる
ここまでは何一つゴミは見なかったが やはり山頂だけあり 心無い人はいる
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