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ほっつき横丁.com/登山/蕃山 大梅寺〜萱ヶ崎山/蕃山の自然

蕃山の自然

しっかし 急な階段の多いこと
お地蔵さまも笑って居られる

ロープをつたい登り切ると看板がある
ゴルフ場の建設計画から蕃山の自然を守りましょう と書いてある

いつの話だろうか?
郊外に家の購入を狙った  関東からの新幹線通勤圏内で
錦ヶ丘が1区1棟で億だった頃かな?
ゴルフ場隣接が過去の売りだったりして…
ここから山道になる

枯れた松の木に葉があるかのように
枝ぶりがよく  名の分からない樹が手のひらのような葉を広げて
曇った空を彩る

松の幹にはヒトクチタケが 可愛らしく生えている
触って割ると  魚の腐った様な匂いがするらしいが
未だ  その度胸はない
雑木林に入り  30分も歩くと まだ50Mしか進んでない事に気づく
とにかく  緩やかではあるけど  ずっと登りだ
ヤマツツジも所々に華を添える

まだ細いモミの木だね
濃い緑色の枝先に今年の若葉を2つ伸ばしている
倒木が道を塞いでいる

いずれ倒れそうな腐れてスッカスカな木も目にする
あまり管理手が入ってないようだ
そんな木に生えるのがカワラタケ
これがそうかも知れない

密集して生える事から屋根瓦のようだかららしいが
俺から見たら しじみにみえるけどね
これもツツジだろうが

さっきのと花の色や枝ぶり  葉が違うが名前が分からん
ず〜っと両側が斜面の尾根登りなのは感じていたけど
ここまで岩場の崖が現れると  ちょっと慎重になる

下の枯葉面までは10Mはあるかな
頭のないお地蔵さまと出会うのはこれで2体目

経緯は分からないが  良い気分じゃない
最近 野山の樹木というポケットガイドブックを買った
木が好きだ  でもこの木は何だか分かんない  ケヤキか?
見て読むだけじゃ  覚えないっつうの
次は持って歩こう

こんな山道がず〜っと続く
散策路と言ってもいいくらいの楽しい道
景観はないが  それでも満足出来るコースだ
これはさっきのカワラタケと色合いが違うが何かな?

岩場を過ぎると1.2km地点
穴が開いたように見えるのは  2本の木が絡み合っていた

看板が見えた  こんな所に広告を出しても  誰も見えやしない
したら蕃山反射板といい  建設省管轄の代物のようだ

さらに進むと開けて  やっと南側に太白山を見下ろした

またもや顔なし地蔵
蕃山に着きました  常寂光塔です
灯篭が倒れたままになっているのは3.11後からなのか

やはり樹木といい 手が掛けられていません
三角点にタッチ 標高357Mです
大梅寺から約1時間20分(10:50)で到着



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