着すぎでびしょびしょ
うぁ〜 スゲぇ狭い下り
既に帰りの登り想像にウンザリするが それ以上に入山した事に興奮してきた自分に気付く
やっぱ山を歩いてるだけで楽しいな〜
遠くには黄色い山肌が見える
ジグザグに下り 大岩むき出しをスリップしながら落石注意を乗り越える
メレルの楕円ブロックソールは滑って怖い
まだ2年目で買い替えには早いから 歩き方を考えないとな
団体さんがワヤワヤと近づいてる
いつもこう 追われ焦る滑る
谷底は沢だ 流れが聞こえ対岸の中腹には滝が見えた
展望台から沢まで20分
短管で補強された木の橋が真新しく掛かっている
遠くに見える滝からの風が谷を通り過ぎてゆく
水がなかったので沢からボトルいっぱいに汲むが濁ってる
まぁ〜 沸かせばいいか…
ムレムレで休憩したいのに団体さんが迫る為に沢は通過…
ちょい登り 声が聞こえなくなったのを見計らい藻の生えた岩場で一息入れた
フリースを中に着て来たことが失敗 汗だくで脱いだ
ソフトグローブもびしょ濡れで脱ぐ時に縫い目がさけるし
も〜 取り敢えず先を急ごう
かみさんからメールだ
県内に竜巻注意報が出たらしい? マジか…
足元に異物発見?
花か 果実か エイリアンか…
なんだろう？
ロープ塔ワイヤーの下を歩いてゆくと 2つ目の沢 丸山沢に出た
今度の橋は両側がコンクリート土台でしっかりとした木製橋で頑丈そうだ
橋のたもとに熟してない山葡萄が落ちている と言うより置いてある
そう言えば 沢の辺りは山葡萄が取れると聞いた事があったな?
気にしないで歩いて来たけど実がなってたのだろうか
前 / 食料はオニギリのみに戻る 次 / ガスに怯む に進む
