カウンター
[PR] ポイントサイト
ほっつき横丁.com/登山/積雪期 月山/トラバース

トラバース

小高い所まで登ると一気に視界が広がる
山頂への峰々が一望でき
人が点点と砂糖山を縦列するアリのようにも見える
姥ヶ岳から登る山やも居るが この東面をトラバースしてゆく
至るところシュプールやトレースだらけ
どこを歩ってもいい感じが堪らない
少しでも登りを無くす為に上のトレースから歩き始めた
ちょい下りとはいえ ザラメで足を取られるのでストックは重要アイテムだが
アイゼンもストックもなしで来た男女2組が後からやって来た
意外に早い足取り ここにも強者が居た
初めは眩しかった雪面に慣れてくると模様が見えてきた

これはクラスタと呼ばれるヤツだろうか?
雨で溶け出して再度凍った感じにも見える
姥ケ岳は見上げると雪庇がある

ここだけ見てると 
胡麻スリ器の中(雪庇が淵 シュプールやトレースが器のヒダ)にいて
擦り棒が空から降りてきて胡麻粒の我々をガリガリされそう(笑)
金姥に近づくと風当たりがよくなる
風除けになってた姥ヶ岳では 暑くてレインウェア脱いだけど
気温も上昇し登りになってきたのでちょうど良いかもしれない
登れば登るほど斜面がキツくなる

気付いた頃にはトレースは下の緩やかな方に多く
この場所は下りのシュプールと思われる
したがって踏み固められてないので踏み足が流れてしまう
滑り落ちても20M下で止まるだろう
愉しろくしても良いのだが 
上さんに雪山のイメージを悪くするのだけは避けたい

しかも悪い事に 後からグループが追ってきた
地固めしながら慎重に進まなくてはならなくなった
余計な体力を使い休憩が多くなってしまったけど
ちょっとこの斜面 好き(笑)
気合で抜けると 柴灯森から牛首の穏やかな登りでクールダウン

下にはまだまだ胡麻粒が見える
牛首10:40到着 視界良好
薄っすらと鳥海山のテッペンだけ見えた

こちらは湯殿山神社方面
あの山頂まで1時間半から2時間 ちょっと小休憩しながら考える

途中 登りはヤダと言われながら 満足ですかと言われながら来た
これから食事して 愉しいという下りを楽しんで貰おうと、、、

では下山です 柴灯森はのどかだな 
大の字で寝てる人がいました



前 / 軽アイゼン/ に戻る 

次 / 海苔のフィットチーネ(まさかの明太子風)/ に進む