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ほっつき横丁.com/丼と湯散歩       

峠の湯 追分温泉

帰り道  この辺りの温泉といえば 追分温泉
国道45号線の陸前横山駅を過ぎて
県道64号線を南下
静かな集落を蛇行する圧雪道
急に急勾配の山道に入る
山道といっても舗装路だが  車1台の車幅

多分待機スペースも  所々にあるのだろうが
雪が除雪してあるだけの一本道
奇跡的に対向車もなく  追分沢に到着
懐かしい佇まいが姿を現した

相変わらず木造校舎のようだな
噴水も凍結している
車から外へ出ると  絶える事のない賑わいが聴こえる
確か  13年前に初めて来た時にも日帰りの宴会が盛んだった
つららも鯨のヒゲのように細く長く伸びている

入り口の正面にふと目を向けると
雪に埋れてる赤い何かに目が止まった
ヨタハチだ!!  え? 後ろはダットサンかよ!!

なんと名車が無造作に雪害ですか?
いやはや びっくりです…
入湯料は昔と変わらず大人一人300円でした
お決まりで  お土産コーナーに最初に寄りたがりもやめませんかね
帰りでいいじゃん 帰りで…
図書コーナーのそばには ダルマストーブが現役だ

宴会場と宿泊棟の間 オイルランプが吊られいる
ランプの宿じゃないよな〜 飾りかな?
塗り壁のわら下地がいい感じだ
暖簾をくぐりロッカーへ向かうと
自分が履いて来たスリッパに書いてある字が気になった
峠の湯?

サブネーム的なの付いてたんだ〜
知らなかったよ
さて  扉を開けると懐かしい湯船が目に飛び込んでくる
オールかやの木のお風呂だ

冬場は加温しているそうだが ちょうどいい湯加減
あら? カルキ臭いな…
鉱泉の匂いとは別モノ
そっかぁ〜 塩素循回してんのかぁ〜
ちょっと残念  13年前は感じなかったはずだが
快適に入る為には仕方のない事だろう
しかし  この湯船の風合いは味が出て来ましたね

外は雪で明るく 温度差で曇った単板ガラスの引戸がいい
ケロリンの桶も健在です
小さな湯船は少しヌル目で底から湯が湧いてるようです
天井からまさに  ポタリと背中に雫が垂れ
湯気立つ湯船にも雫の落ちる音が 眼を閉じて感じられます
先客人と2人で静かにのんびりとした時間を過ごしますが

隣は貸切状態だったのか  女性陣は賑やかです
広い板間の休憩所  真ん中にはかやの丸太がドンと立っている
畳の上がりやマッサージ機2台  薪ストーブ

洗面のお湯蛇口は熱いので注意しよう
レトロ風なコカコーラの自販機がありますが

お風呂あがりは  やっぱ牛乳でしょ!!
穴場な秘湯でした


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