ブナ樹林帯
登り切ると更にきれいなブナ林にでた
生息している花の看板もあり
さっき見た花はムラサキヤシオツツジですと説明頂いたりする
足元に丸太階段があるが
「本当は10段あるんです」よ と3段しか見えないのを指差し教えてくれた
下とは違いブナの密集が濃い
元玄海という場所に着いた
夏道だとここら辺に橋が架かっていて石碑が点在しているらしい
急な斜面を登ると月山の湧水の標識があった
下りのアプローチがあり そこには柄杓が3本用意されている
砂地から湧き上がる水は結構な流れがあり 早速湧きたてを戴く
とても飲みやすい水で離れる前におかわりした
しかし速い… 着いて行けない… 佐藤さん…
足場の悪い登りでしかも長くつ
さすがガイドですよね〜
まもなく大トチの木が見えてくる
樹齢何百年だったか説明忘れちゃいましたが貫禄があります
ブナの幹の高い位置に黒い苔が生えています
雪がそこまであった証拠なのだそうです
最も密集して深いブナ樹林帯までやって来ました
薄暗い中で唯一陽射しが入った所だけ白い雪が目立っています
根空きも絵になるこの地が よく撮影に使われる場所の様です
カメラと三脚を持った方も数多く居ますね
三脚を持って来ましたが セットする間もなく先歩きされる佐藤さん
帰るまでの時間配分をして下さっているので仕方ない…
そんな中 フォトコンテストをやっているんですよ〜
って追い討ち…痛痛
本当は芽鱗が落ちた綺麗な時に来たかった事を伝えると
今年は5/23頃だったらしい
因みにこれは藻類です
っと雪の上の黄緑色を指差した
えっ? 小動物のオシッコかと思っていたぞ
黄色だったり時にはピンク色だったりするんだそうです
泡の噴いた毒々しい深緑色のイメージが一新
ピンクの藻なんて信じられないが
ただ色が付いているかのような様
が それこそが雪上藻
絵具をこぼしたような濃いのもあるそうです
「これはウサギのウンチだ」ね と佐藤さん
知ってはいたが摘み潰すのを見て… えっ……
木の実を食べてるから木の匂いしかしないよと言うので
嗅ぐと 上さんが… えっ…
でも本当だ木の良い香りだ(笑)
これも良い香りがしますと木の芽を摘み渡された
それはネコヤナギの様な生毛の芽
確かに香り高い深〜い杜の香りがする
「タムシバという」 さっき花看板にもあった白い花咲く芽なのだ
例えば白檀のような癖になるその香りは
香料として売れるのだという 納得だ
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