救世主現る
下り始めた時 1人の男性が下から上がって来た
首から下げてる スタッフだ〜
声を掛けて道を尋ねると雪解けにより3日前から道が分かりズラくなっていると言う
山肌の雪の道が解けたからだ
ネイチャーセンター9:30出発のガイドが今から登ってくるけど合流しますか? と聞かれる
2時間半のガイドなので12:00には戻って来ますが…
予定通りのベストタイミングなはずだが 自由が無くなるから…と迷った挙句ためらった
この方は午前中仕事がなく
先ほど渡った太い梁橋を渡り雪解けの調査に行って見ようと登ってきたみたいだ
3日前に梁橋を渡ったトレッキングの方が雪を踏み抜き川に胸まで浸かったとの事
そんな残念で帰りたくないよな〜
さてさて 道さえ教えて貰えれば良かったんだが
周海沼まで行きたいんですね?
戻りは11:30なら大丈夫ですか?
と案内満々でセンターに報告している
見たところ60代のガイド佐藤攻さん
自分の用事を中止してまでガイドしてくれる しかも無料で…
あれだけためらったのに途中から感謝に変わるとは思ってもみなかった
丁寧にお願いし再出発
話しをしながら登っていると
あれ? 過ぎた… とプロでも見逃すんだから 俺が何往復するのも分かる話しだ
ルート発見? 確かに分かりずらい
唯一木杭が顔を出していたのが目印となった
所々雪の残る急な道 雪の階段を作りながら進む佐藤さん
なるほど〜 ストックじゃなくスコップを持っていたのはその為ですね〜
雪原には必要不可欠なんですね〜 重たいから引きずってましたけど…
という事は… 跡を辿っていた2本の線はソリじゃなくて
スコップの引きずり跡だったのかも知れない
どっちにしても向かう方向は間違いなかったようだ
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