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ほっつき横丁.com/雁戸山 <北蔵王>

蟻の戸渡り

やっと…次の分岐点
Y路を右折山形県側コースを選んだ
ここまで1時間25分かかった
東に見えるあの丘の建物は何だろう?

しかし暑い 半袖でも汗を拭いても拭いてもにじむ
仕方なくカメラを包んできたタオルをだし拭った
時折ヤマツツジが咲いていて 単調な道に鮮やかさを放っている

名も知らぬ白い花道も歩いた
林からデタ…間も無く雁戸山が顔を出した
あの2山の尾根を登るんだな〜
キツそうに見えながらも たぶん目は輝いていたと思う

山の斜面が崩れて 寝たまま育ったような木を跨いで進む細い山道
陽射しは暑いが掻いた汗は飛び気分晴れ晴れなる
下山のご夫婦とすれ違った
何時に登ったんだか 早いな〜
滑川の上流に繋がる新山分岐点到着
そしてこれからアタックする急斜面の雁戸山が目の前に見えた

雪渓の蔵王峰も望め 一時男梅休憩だ
下から親子らしい2人組が上がってきた
声を掛けてみると 私と同じ初雁戸山
笹谷峠からは神室岳や大東岳しか登った事がないとの事
では お先に失礼して行って来ます
想像が付くので先にグローブをはめます
ここからが蟻の戸渡りという所だろう
狭い尾根が続くようです
山形県側が崖崩れ これ以上崩れると山頂へのルートが寸断されてしまいます

ロープのある岩場を垂直に登ると
当たり前ですが先ほどよりも高い景観
とんがり山が近くに迫って来ています
ロープなしでは滑って怖い崩れた岩場を登った先が… あれ?
偽雁戸山でした
知ってはいましたが 2山登ったし もういいんじゃない? 山頂で…

でもそこには雪渓が残る雁戸山がそびえています
山頂を目の前に登ったり下ったりの尾根は楽しいですね
後ろには先程の親子さんと山形市内に繋がる高速道路が見えました

あともうひと踏ん張り
そして山頂 万歳!!

10人も縁に陣取って休憩すればいっぱいの山頂も徐々に埋まって来ます


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