やっぱり〜サワサワ
今年は雪が多かった事もあり
ゴールデンウイークをわざと外した
山道の雪はなく車も沢橋まで乗って来れた
9時到着と遅かったが先客は3台
のんびりと鳥のさえずりと沢の音 木漏れ日の下を歩く
早くも暑くなりアウターなど要らないので
グルグル巻いて一本帯にして腰巻する
おや？ シダ化している
確かにこの陽気で ここまで雪が無かったら早いわな〜
所どころ日陰の場所には 細いこごみが伸びたばかりのはある
これじゃ採取はかわいそうだ
チラホラと太く短いのを見つけては根元から頂く
あら？ いい太さのワラビが3本だけ生えてた
もちろん頂きだが そろそろ時期が近づいているんだね
土の柔らかな斜面にはイワダラが紅くなり沢山伸びてる
まぁ〜これは帰り道にでもいいな
やっぱり〜!! こごみ取り放題の斜面に着くと
風になびく草原の草の様に 30cm以上に伸びきったこごみが
サワサワときれいだ
はぁ〜っ ヤられた…
通り過ぎると 陽が入らない杉林に残雪がある
足元には若干あるのを採っていると
上さんがどんどん下って行っていた
小指くらい小さく まだまだ見える範囲であろうと思っていると
山の中ではナカナカ声が通らず 背を向けていたりすると
全く聞こえないものだ
案の定 話し掛けても聞こえづらく
夢中になってる上さんに寄って行くしかない
ところが いい太さのが結構あるじゃないか?
山菜採りに 上さんの方が向いているのか？
好きに動く上さんに気を取られていたせいで見逃したのか？
まあいい 結構ある
下ってきた時は見えなかったこごみも登りには見える見える
山道まで登らず横這いして行く
杉っ葉を払ってみると 隠れてたねぇ
見つからないでいた立派なやつがあるある
途中あちこちに車が入り込んでいるが人が居ない
山深くにもあるんだろうね
でも姿を現すと腰カゴしか見当たらず 手に袋さえ持ってないから
何を探しているのか 逆に気になるよね
次 / 山男と出会うに進む
