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ほっつき横丁.com/根白石 明日の湯温泉       

根白石 明日の湯温泉

泉区根白石にひっそりと営む日帰り温泉施設がある
今年になってから存在を知った
地元の知人に聞くと いいお湯が出ると爺婆の憩いの場になってるらしい
今でも宿場町の風合いを残すこの街通りの少し南側
七北田川にほど近い場所にあった
道路口には三角の看板

路地を進むと老人ホームがあるから ちょっと待てよとビビるが
その奥に黄色い建物が目印である

表に泉質の看板が掲げられている

ナトリウム塩化物泉だ 下山後の疲労にはもってこいだな
入り口の段差でつまづいてコケた
番台におばさん 長椅子に2人のお婆さんが声高らかに賑わいをみせる
こじんまりなロビーには 靴は下駄箱 コインロッカーも完備
自販機で大人1人500円の入浴券を買って入ります
よくある脱衣場

誰も居ないので 先ずは脱ぐ前に浴室チェック
タイル張りのこ綺麗な湯船と洗い場

無色透明の湯が掛け流しされていました
さてさて 掛け湯をしっかりして入ると お!! いい湯かも!!
足を踏み入れてみると 底がヌルッとします

浸かった瞬間から肌にヌルスベだ トロミがあります
ライオンの湯口から飲泉してみると 結構な塩加減です

いやー ナトリウム塩化物泉なんて何処にでもあるけど
名が通っててない名湯なんて そうそうあるもんじゃないよ
Googleマップにも ちゃんと記載してあるので要チェックだわ
湯温は43°Cと書いてたが ちょっと温く感じたけど
長湯が出来る好きな泉質でした

湯上りはやっぱアイスでしょー
パルムを買ったんだけど 売れないから硬いのか?
井村屋のあずきバーに匹敵するぞ
番台のおばちゃんに ここはいつからあるのか尋ねると
平成7年からだから21年になりますって 結構古かった
こんなにいい湯なのに知れ渡ってないのは勿体無いと言うと
最近はSNSで勝手に広まってお客さん増えたんだそうです
泉ヶ岳の温泉とは びっくりする程の違いだわ
ひとり残ってたお婆さんが 東京に行った孫が帰って来なくてねーと
話に割り込んできた というよか俺に話し掛けてる?
仕方なく話を聞くと だいごのねぇーちゃんトコで漫画描いてんのー
だいご? と聞くと番台のおばちゃんがウイッシュのポーズをした
あー DAIGO ・・・  えーー!?
お姉さんは漫画家で そこに弟子入りして本も出してんの
立派じゃないですか そりゃ忙しくて帰って来ない訳だ
気になった色紙を尋ねてみると
コレまた なでしこメンバーだって言うじゃないですか
サッカー詳しくないんで名前言われても分からないけど
常磐木だって言うから 仙台の人達なんだなと気付く
震災の時も水が出ない時 30名さまでよく温泉浸かりに来たもんだよと話してくれた
追加で300円払うと休憩室が使え 出入り自由だそうです
もう迎えに来るから帰るというお婆さんは 今日5回浸かったんだって
いやー温泉に浸かってる時間よか 話し長かったです



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