北温泉 天狗の湯
矢印の案内通りに進むと 突然天狗が見え出した
よく写真でみる内湯のデカい天狗の面だ
つうか ここは真っ直ぐな廊下で
へだてと言えばドレッド状のスッカスカな簾があるだけ
突き当たって左室にあるとは言え 丸見えだ
宿泊者の洗面所も目の前にあり スウェットの女性が歯磨きしている
死角で脱げるけどオープン極まりない
そうそう ここは混浴
女性の脱衣場にアコーディオンカーテンがあるけど
突然開けられたらアウトだよねぇ
ここで入る強者はいるのだろうか?
コンクリート製の湯船に透明な湯が掛け流し
小窓から外を覗くと 背負った山から湯が流れ込んでいる
60°C近い高温の源泉らしいが この時期の冷却で丁度いい湯加減だ
泉質は単純温泉 視覚嗅覚にグッと来るものはないが
手のひらで覆い嗅ぐと 温泉アロマが十分楽しめる
飲泉出来るようなので口に含んでみると
いくらか鉱泉のような感じもしないではない
茶色く成分が湯の流れに付着してるのも そのせいだろう
脚を伸ばしたら6人でいっぱいのところ
見ず知らずの3人で あーだの ふぅーだの言いながら和んだ
浴室内に学校の収納棚のような脱衣場もある
男女別の新しい脱衣場が出来る前は 入りずらかっただろうね
見上げるとランプ型電球が灯っている
陽が落ちてからの 天狗に囲まれた雰囲気も良さげだろうな
外へ出る引き戸が2枚ある
隣りの棟には不動の湯という打たせ湯があった
たしかに不動明王がお持ちの宝剣が飾られている
自分の守神がお不動さまなので 打たれていきたいところだが
スマホ片手には修行出来ないし髪が濡れて風邪ひきそうなのでやめた
また隣は家族風呂 温湯と書かれている
家族風呂にしては狭すぎやしないか?
水を止めないでと張り紙してあるって事は 天狗の湯よか源泉熱いんだろうな
そして一番奥の御堂へお参りしてみる
後で調べてみると 安産とか育児への願いを叶える女神らしく
女神の前で真っ裸極まりないってー話しだよね
いまさら子宝は結構だけど元気を貰うってー意味ではありがたいが
この御堂を知ってる人から見られてたら恥ずかしいよな
真っ裸だし・・・
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