酸ガ平
12時を過ぎると西風が冷たく着込んでもジッとして居られなくなり
周りが撤収準備に動き出します
酸ガ平まで戻ると さっきまでの寒さが嘘のように天国
草紅葉の木道を 歩き易いのか我先にとるるさん先導です
鎌沼に近づくと草紅葉から笹林に交互に表情を変え
立ち止まっては魅入るのを繰り返し
風と鳥の声が心を洗い
歩き進むのが勿体ないくらいに 後ろ髪を引かれながら
目に焼き付けてゆきます
鎌沼を過ぎ 蓬莱山を回り込むと
視界の悪い足場の悪い道になるので るるさんは抱っこの刑
なんか人の流れが止まるので
何だろうと高台から先を見通すと
ガイド付きの10数名ツアーが先頭にいた
草木なんかの説明してるから どんだけ数珠繋ぎになってんだか
仕方ないんだけど 寄せて通らせる配慮も欲しかった
目の前にドーンとそびえる吾妻小富士が見えるまで戻ってきた
隕石が落ちたクレーターみたい
大きい山に見えるが 登ってる人と比較すると
意外と小ぶりで 登ってる人は私服の観光客が多いな
