綿帽子の君
下りだから写真も撮らず黙々と進む
さっきの年配3人組を追い越そうとした時
カメラの花形フードがない事に気付く
ｶﾞ───(||ﾟωﾟ||)───ﾝ マジすか…
レンズが傷つくじゃないか
少し戻っては見たものの また登るのかと思うと…諦めた
スンマセン 山のゴミを作ってしまった
三叉路に間も無く着く頃
凍えた手は グローブの下で指先の感覚がないのを残すまで回復
スノボ用を持ってくれば良かったな〜
氾濫原のおじさんだなぁ〜
上から鈴の音が聴こえる
なるべく1人で静かに歩きたいから先を急ごう
このまま下山するか 泉ヶ岳へ縦走するか迷った挙句
三叉路の看板を見たら自然と泉ヶ岳へ向かってた
今までの道と雰囲気が変わった
さすが尾根続きの道だ キレイだ
登山者2名が泉ヶ岳からの逆コースで向かって来た
写真の構図的に山道に人が居ると画になるよねぇ〜
新緑の時期にもまた訪れよう
大好きな道だ
おっ!! 氾濫原のおじさんだ
写真を撮ってる内に 距離を縮められてしまったようだ
下りきったので さて登りだぞ
間隔を開けようと一気に登り始める
いや〜キツい 無理したから呼吸を整える休憩も長くなる
何度か頑張ったが 頑張った分 仇となり抜かされた
なんてジィさんだ
そんな氾濫原のおじさんのように年を取りたい
ん？ 血痕？
いや見上げるとダークチェリーな実が割れて
赤い汁が垂れた後だった
ビビるよねぇ〜
なんの実か分からないし 舐めても見ないけど
花や実の名前を覚える日は来るのだろうか?
振り返ると北泉ヶ岳が見えた
もう少し登り振り向くと大きく見える
更に登ると全体が見渡せた
三叉路からの経路も見える
北泉ヶ岳は比較的楽だと思ったら
こうやって見るとなだらかで のんびり楽しめる山だった事が分かる
もう一息だ 氾濫原のおじさんは居ないからゆっくり歩こう
雪に埋れたケルンと北泉ヶ岳の奥には船形山が見える
何の植物だろうか?
綿帽子の君が山頂までの道案内
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