旬菜湯宿 大忠
ところ変わり遠刈田温泉
却下を予想して もう一軒目ぼしい湯処を頭に入れといた
商店街通りの角地に ひと際目に映えるだいだい色の壁
旬菜湯宿 大忠
たぶん日帰り客だろう路駐の車が並ぶ
入り口には門松も飾られ 正月らしい静かな佇まいだ
暖簾をくぐり通りを進むと
何かピンと来るというか 違いがあるというか ん?となる
戸を引き入ると すぐに上がり畳 こじんまりとしたロビーフロント
和の飾りや アンティークが並ぶ
5席のカウンターバーがあったりとお洒落が凝縮されている
なんかこの旅館 逆に裏切られて当たりか？
日帰り温泉は800円
脱衣場も案の定洒落た作りになっている
コインロッカーはないので貴重品はフロントに預けなければならない
内湯は薄暗いがステンドグラスの強い光が差し込んでいる
床と湯船の縁が木で出来ていて 好みの雰囲気だ
湯船から掛け湯する 笹濁りの様な湯で適温極楽
温泉分析表を見ると ナトリウム カルシウム硫酸塩 塩化物泉
60度以上の源泉を加水しているみたいだが
湯口には１００％源泉かけ流しと書いてある
どっちなんだか･･･
口に含んでみると 無味無臭な温泉アロマだ
ちよっとでも塩気が感じるのであれば ツルスベになるんだろうが
まあ遠刈田の日帰り施設のキシキシから比べれば満足
洗い場は4つ 湯船は8人ってとこかな
仰向けに寝ていたおじさんが起き出したので 気になる事を聞いてみた
露天風呂はないんすか？
女性風呂にはあるようですよ… 残念だ
おじさんが寝ていたスノコは寝湯だった
覗いてみるが蒸気もなく 逆に冷やっとする
70度の源泉がシャワー状に流れていると書かれているが
スイッチでもあるのかと キョロキョロしてみるが
見当たらない…休みらしい
湯上がりした上さんに聞くと 小さな露天風呂はあった
内湯には11〜2月限定で 遠刈田産地のリンゴも浮いてたって
あとから気になってWEB見てみると 部屋も料理もナカナカだ
価格設定も高めだが それだけの価値はあると思える
宿泊者専用の貸切り風呂も 岩風呂と陶器風呂もあるようだし
人に勧められる一軒に違いない
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